台湾の中央通信社によると、河北省三河市燕郊鎮で13日午前7時54分ごろ、爆発により4階建てのビルが崩落し7人が死亡、27人が負傷した事故で、三河市応急管理局は14日午後、天然ガスが輸送管から漏れたことが爆発の原因との見方を示した。（写真は星島日報のサイト）
香港メディアの鳳凰週刊によると、現場周辺の住民は、近くで行われている地下鉄22号線の建設工事が原因で、輸送管から天然ガスが漏れたとみている。工事現場は住宅地から近すぎ、これまでにも電気関連の問題が起きるなど、住民が安全上の問題を不安視していた。
爆発事故後、現場中継中の中国国営中央テレビ（ＣCＴＶ）の記者が警察官10数人の囲まれ、強制退去されられる騒ぎが起きた。地元当局は取材妨害を謝罪したが、中国のネット上では、事故の真相を隠そうとしているとして疑問視する声があふれた。当局発表の死傷者数が少な過ぎるとの指摘もある。
なお、地下鉄工事が原因とする鳳凰週刊の報道はまもなく削除された。事故現場周辺では、当局が連日連夜、被害を受けた車やがれきの撤去など片付け作業を懸命に続けている。このためネット上では、事故の隠蔽説や陰謀説などが数多く投稿されている。
◇出典
https://www.cna.com.tw/news/acn/202403140404.aspx
https://std.stheadline.com/daily/article/2578828/%E6%97%A5%E5%A0%B1-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E6%B2%B3%E5%8C%97%E7%88%86%E7%82%B8%E7%96%91%E5%9C%B0%E9%90%B5%E6%96%BD%E5%B7%A5%E8%87%B4%E7%87%83%E6%B0%A3%E6%B4%A9%E6%BC%8F-%E5%A2%9E%E8%87%B37%E6%AD%BB
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