中国メディアの央広網によると、江蘇省常州市武進区の金属部品製造会社「常州シン（森の形に火３つ、その下に木）金属科技」の工場で20日午前3時38分ごろ粉塵（じん）爆発があり従業員8人が死亡、8人が軽傷を負った。当局が事故原因を調べている。（写真は央広網のサイト）
同社は2020年8月に設立され、発足から4年足らず。金属部品や水道管、建築用の金属製品などを製造している。事故現場の工場は、同社が地元の繊維会社、常州市天武紡織から賃借している。
米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア（ＲＦＡ）は仏ＡＦＰ通信の情報として、中国では死者が出る規模の工場の事故が多発しているが、安全生産規則が守られていないことが原因だと伝えた。粉塵爆発は、空気中の金属などの粉塵に火が着くことで起きる。
2023年5月には、山東省聊城市の中化集団魯西化工の過酸化水素水工場で爆発があり9人が死亡。22年11月には河南省安陽市の工場火災では約40人の死者が出た。規則違反の不適切な溶接作業が原因だったと分かった。
◇出典
https://news.cnr.cn/native/gd/20240120/t20240120_526564550.shtml?liebao
https://std.stheadline.com/realtime/article/1976444/%E5%8D%B3%E6%99%82-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E6%B1%9F%E8%98%87%E5%B8%B8%E5%B7%9E%E4%B8%80%E5%B7%A5%E5%BB%A0%E7%99%BC%E7%94%9F%E7%B2%89%E5%A1%B5%E7%88%86%E7%82%B8-%E9%80%A0%E6%88%908%E6%AD%BB8%E5%82%B7
https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/7-01202024163630.html
◇参考情報