比大統領、米中距離ミサイル移設を中国に提案

25年1月31日フィリピン 米公共放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、フィリピンのマルコス大統領は1月30日、中国政府が南シナ海でフィリピンに対する侵略と脅迫をやめるなら、米国がフィリピンに配備した中距離ミサイルシステムの移設が可能だと述べた。(写真はVOAのサイト)

 米陸軍は昨年4月、フィリピン北部に中距離ミサイルシステム「タイフォン」を配備した。米比両軍の共同作戦の訓練用に使われている。中国は「地域の緊張をつくり出している」としてフィリピンに同ミサイルの撤去を再三求めてきた。

 比政府高官によると、タイフォンは既にフィリピン北部からマニラ周辺の戦略的な要地に移動した。これまで中国海警と比沿岸警備隊が争う海域の近くに配備されていた。 タイフォンは、射程1600キロの巡航ミサイル「トマホーク」が発射でき、中国本土の一部を攻撃できる。

◇出典

https://www.voachinese.com/a/philippine-president-offers-a-deal-to-china-stop-sea-aggression-and-i-ll-return-missiles-to-us-/7956750.html

https://www.voachinese.com/a/china-pressures-philippines-20250128/7953619.html

◇参考情報
タイトルとURLをコピーしました