米公共放送ボイス・オブ・アメリカ（ＶＯＡ）によるとフィリピン沿岸警備隊（ＰＣＧ）は4日、中国海軍と中国海警の艦船が南シナ海のスカボロー礁（中国名・黄岩島）付近でＰＣＧの巡視船とフィリピン漁業水産資源局の船に放水銃を発射したと発表した。（写真は星島日報のサイト） ＰＣＧの報道官は「中国海警船は、比巡視船の航行用のアンテナを狙い発射した」と述べた。報道官はまた「フィリピン側の船は、中国海軍と海警局の艦船から妨害や追跡、危険行為を受けた」と語った。
今年に入り中国とフィリピンの緊張が激化している。漁業資源が豊富なスカボロー礁が焦点となっている。
フィリピン政府によると、中国海警は10月にも南シナ海スカロボー礁近くで、漁民に物資を輸送中の同政府の船舶に放水銃を発射したとして非難した。
◇出典
https://www.voachinese.com/a/philippine-coast-guard-says-chinese-actions-aggressive-near-scarborough-shoal-20241203/7886542.html
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