中国メディアの済寧新聞網などによると、中国疾病対策予防センターは、全国で急性呼吸器感染症の患者が急増しており、中でも肺炎の原因となるヒトメタニューモウイルス（ｈＭＰＶ）の感染者が増加していると発表した。特に子どもの感染が急増しているもようだ。（写真は星島日報のサイト）
ｈＭＰＶによる急性呼吸器感染症はインフルエンザや新型コロナウイルス肺炎に似ており、咳（せき）や発熱などの症状が出る。現在のところワクチンや治療薬はない。発症者は子どもと高齢者が多いという。
同センターによると、冬に入り全国で急性呼吸器感染症の患者が増加する中、14歳以下でｈＭＰＶの感染者が増えている。特に北方地区の各省で増加が目立っている。
香港メディアの星島日報によると、ｈＭＰＶは飛沫か接触が主な感染ルート。医学誌に2020年に発表された推計によると、世界で2018年に5歳以下の子どもで約1400万人の患者が確認され約１万6000人が死亡した。死亡率は約1000分の1となる。
◇出典
https://www.jnnews.tv/guanzhu/p/2024-12/26/1092383.html
https://std.stheadline.com/realtime/article/2043446/%E5%8D%B3%E6%99%82-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E5%8C%97%E4%B8%8A%E6%B3%A8%E6%84%8F%EF%B8%B1%E5%85%A7%E5%9C%B0%E7%AB%A5%E6%9F%93%E4%BA%BA%E9%A1%9E%E5%81%8F%E8%82%BA%E7%97%85%E6%AF%92%E6%BF%80%E5%A2%9E-%E7%97%87%E7%8B%80%E4%BC%BC%E6%96%B0%E5%86%A0%E7%84%A1%E7%96%AB%E8%8B%97%E7%89%B9%E6%95%88%E8%97%A5
https://www.sznews.com/news/content/2024-12/25/content_31409081.htm
◇参考情報