中国税関トップが急死 拳銃自殺のネット情報も

 2024年12月13日税関中国税関総署は11日、トップの共産党委員会書記で署長の兪建華氏が急病のため死去したと発表した。63歳だった。台湾の有力ネットメディア、風伝媒によると、米在住の評論家、蔡慎坤氏はX(旧ツイッター)に、兪署長が事務室で拳銃自殺したとの情報を投稿した。(写真は風伝媒のサイト)

 兪署長をめぐっては、吉林省の政府系メディアが10日、同省トップの黄強・省共産党委員会書記らと北京で会談したと報道したが、同日中に全部削除された。各転載先でも削除されたためネット上で憶測が広がった。

 蔡慎坤氏の投稿によれば、兪氏は9日に事務室で自殺した。兪氏は、22年の中国共産党第20回全国代表大会(第20回党大会)で習近平氏の人事担当グループに注意深く選ばれた閣僚級の幹部。税関総署のトップに就任後、2年しか経っていなかった。兪氏の自殺と、汚職取り調べに関係があった可能性がある。

 中国の元記者の羅昌平氏はXで「兪氏は9日午後10時37分、事務室で拳銃を口に含んで自殺した。原因の一つは、毎年十数億元が費やされる税関のインテリジェント化事業で不正行為が発覚したため」と書いた。

◇出典

https://www.storm.mg/lifestyle/5290995

http://xining.customs.gov.cn/customs/xwfb34/302425/6256930/index.html
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