20230403幹部 香港メディアの星島日報によると、中国当局は、江蘇省トップの党書記を務めた羅志軍氏(72)が1日、北京で病気のため死去したと発表したと発表した。また、重慶市の党常務委員の張鴻星氏(55)が1日死去したことも公表した。消息筋は星島日報に「高官2人はどちらも、抑うつのため自殺した」と述べた。2人とも高層建築から身を投げたとの情報もある。(写真は星島日報のサイト画面)

 消息筋によれば、中国が高官が死去した場合、病死などは「逝世」、自殺など不正常でない場合は「離世」を使う。中国では最近数年、重慶市党副書記の任学鋒氏、湖南省党常務委員の曽万明氏、天津市長の廖国勲氏が相次ぎ自殺したが、当局は「不幸な離世」と公式発表した。

 羅志軍氏は1995年、江蘇省南京市副市長に就任。2001年に南京市長を務めた後、南京市トップの党書記、江蘇省長、江蘇省党書記などを歴任。党中央の中央委員も務めた。李源潮元国家副主席から重用されていた。

 江蘇省のような「経済大省」のトップ経験者は、党の最高指導指導部のメンバーに昇進するのが通常。しかし、羅氏は江蘇省党書記を退任後は、閑職の全国政治協商会議(政協)常務委員にとどまった。

 張鴻星氏は、出身地の江西省で長期間勤務。上饒県党書記や南昌市副市長、江西省副省長などを経て、2022年に現職に就任したばかりだった。

◇出典

https://std.stheadline.com/realtime/article/1916373/%E5%8D%B3%E6%99%82-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E6%B6%88%E6%81%AF-%E5%89%8D%E6%B1%9F%E8%98%87%E6%9B%B8%E8%A8%98%E7%BE%85%E5%BF%97%E8%BB%8D%E8%87%AA%E6%AE%BA-%E5%85%A9%E9%AB%98%E5%AE%98%E5%90%8C%E6%97%A5%E8%BC%95%E7%94%9F

https://www.cna.com.tw/news/acn/202304030026.aspx

◇参考情報
中国鉄建集団トップが投身自殺 直前に政府機関が調査
重慶市NO.3が急死 ビルから転落の情報も