中国メディアの中国新聞網によると、山西省呂梁市中陽県の炭鉱会社「桃園キン(森の形に金が3つ)隆煤業」で11日午後10時45分ごろ地下の貯炭場が崩落して作業員7人が生き埋めとなった。12日午前7時、5人が救助されたが既に死亡していた。残る2人の救助作業が進められてる。(写真は東網のサイト)
米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によれば、同日正午ごろには、安徽省阜南市の炭鉱で爆発事故が起き7人が死亡した。24時間内に炭鉱事故で12人が死亡したことになる。中国では「鉱物採掘安全法」が改正されたばかりだが、鉱山での事故が頻発している。
山西省鉱業安全監督管理局は2月、各炭鉱に過剰生産の抑制と事故防止を呼び掛けたばかり。中国最大の石炭生産地である山西省では2023年に入り、事故による死者が急増した。
他省でも炭鉱事故がしばしば起きており、今年1月には河南省平頂山市で大規模事故により16人が死亡した。
◇出典
https://www.chinanews.com.cn/sh/2024/03-12/10178670.shtml
https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20240312/bkn-20240312100249986-0312_00952_001.html
https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/3-03122024115635.html
◇参考情報

