
中国メディアの新京報によると、北京・天津・河北(京津冀)地区と周辺で10月22日以降、微小粒子状物質PM2.5の濃度が上昇を始めた。同地区中南部、河南北部では30日現在、中から重度の汚染となっている。(写真は
東網のサイト)
専門家は、気象条件に加えて、工業企業と大型トラックの活動の活発化と、農地でわらなどの野焼きが増えたことでPM2.5の排出が増加傾向にあると指摘している。
10月30日午前8時までに、北京・天津・河北地区と周辺の13都市で、中度以上のPM2.5汚染を観測。うち河北保定など河北と河南の4都市は、一時重度の汚染がみられた。
北京・天津・河北地区と周辺では10月22日以降、冷たい空気の活動が例年より弱い一方、地表の温度が高く、大気汚染が起きやすい気象条件となっている。
また、専門家によれば、工業企業などの活動活発化も、大気汚染深刻化の背景にある。工業の分野では10月下旬以降、電気の消費量が10月の上中旬に比べて5%拡大。セメントやれんがの企業で特に電気の消費が増えている。
さらに同地区と周辺では10月下旬、大型トラックの通行量が上中旬に比べて14%増加。また、10月21~28日、天津や河北、河南の計325カ所でわらの野焼きが確認されている。
◇出典
https://www.bjnews.com.cn/detail/1698656423129049.html
https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20231030/bkn-20231030163056729-1030_00952_001.html
◇参考情報

中国メディアの新京報によると、北京・天津・河北(京津冀)地区と周辺で10月22日以降、微小粒子状物質PM2.5の濃度が上昇を始めた。同地区中南部、河南北部では30日現在、中から重度の汚染となっている。(写真は
東網のサイト)
専門家は、気象条件に加えて、工業企業と大型トラックの活動の活発化と、農地でわらなどの野焼きが増えたことでPM2.5の排出が増加傾向にあると指摘している。
10月30日午前8時までに、北京・天津・河北地区と周辺の13都市で、中度以上のPM2.5汚染を観測。うち河北保定など河北と河南の4都市は、一時重度の汚染がみられた。
北京・天津・河北地区と周辺では10月22日以降、冷たい空気の活動が例年より弱い一方、地表の温度が高く、大気汚染が起きやすい気象条件となっている。
また、専門家によれば、工業企業などの活動活発化も、大気汚染深刻化の背景にある。工業の分野では10月下旬以降、電気の消費量が10月の上中旬に比べて5%拡大。セメントやれんがの企業で特に電気の消費が増えている。
さらに同地区と周辺では10月下旬、大型トラックの通行量が上中旬に比べて14%増加。また、10月21~28日、天津や河北、河南の計325カ所でわらの野焼きが確認されている。
◇出典
https://www.bjnews.com.cn/detail/1698656423129049.html
https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20231030/bkn-20231030163056729-1030_00952_001.html
◇参考情報