20230413黄砂中国メディアの浙江在線によると、中国各地で9日から始まった今年8回目の黄砂が、寒気の南下に伴って11日夜から浙江省にも飛来した。12日から浙江は過去6年間で最悪の黄砂が観測されている。(写真は中央通信社のサイトの画面)

 同省では12日午後6時、杭州と紹興、湖州、嘉興、金華の各市で「重度」以上の大気汚染が6~17時間継続。主な大気汚染物質は微小粒子状物質PM10で、紹興ではピーク時に1立方メートル当たり795マイクログラムを記録した。PM10が1立方メートル当たり150マイクログラム以下の場合、空気質は良好とされる。

 別のニュースメディアの上観によると、黄砂は上海にも11日夜に飛来、午後10時にはPM10の濃度が1立方メートル当たり803マイクログラムに達した。

 上海では12日午前2時から7時までPM10の濃度が低下したものの、午前9時~13日午前午前9時までの24時間、1立方メートル当たり216マイクログラム以上が続き、一時は400マイクログラムとなった。


◇出典

http://cs.zjol.com.cn/kzl/202304/t20230413_25627237.shtml

https://export.shobserver.com/baijiahao/html/602157.html

https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_22667813

https://www.cna.com.tw/news/acn/202304120068.aspx

◇参考情報
北京全域でAQIが500を突破=黄砂でPM10急上昇