
中国メディアの澎湃新聞によると、生態環境省幹部はこのほど、中国の環境政策に関する学術会議で、2022年末現在、中国の3分の1の都市がなお大気質基準を満たしていないことを指摘した。今年上半期(1~6月)も、北京は黄砂による深刻な大気汚染が発生した。(写真は
RFAのサイト)
同省幹部によれば、一部地区では土壌汚染が引き続き深刻。農村部を中心に、環境汚染事故が多発する状況が変わっていない。騒音や油煙、悪臭などの問題も多くの地区で続いている。
同省幹部は一方で、中国の環境の改善傾向に変わりがないことも強調。それによると、一定規模以上の都市で、22年末現在、微小粒子状物質PM2.5の平均濃度は29マイクログラム/立方メートルに低下した。地表水のうち良質な水が占める割合は87.9%。長江の水質も「2類」の水質基準を達成した。
幹部は「中国は、年間わずか3%のエネルギー消費量増加率で、6%を超える経済成長率を支えている」と述べ、胸を張った。
◇出典
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1777974291230707723&wfr=spider&for=pc
https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/7-09262023145145.html
◇参考情報

中国メディアの澎湃新聞によると、生態環境省幹部はこのほど、中国の環境政策に関する学術会議で、2022年末現在、中国の3分の1の都市がなお大気質基準を満たしていないことを指摘した。今年上半期(1~6月)も、北京は黄砂による深刻な大気汚染が発生した。(写真は
RFAのサイト)
同省幹部によれば、一部地区では土壌汚染が引き続き深刻。農村部を中心に、環境汚染事故が多発する状況が変わっていない。騒音や油煙、悪臭などの問題も多くの地区で続いている。
同省幹部は一方で、中国の環境の改善傾向に変わりがないことも強調。それによると、一定規模以上の都市で、22年末現在、微小粒子状物質PM2.5の平均濃度は29マイクログラム/立方メートルに低下した。地表水のうち良質な水が占める割合は87.9%。長江の水質も「2類」の水質基準を達成した。
幹部は「中国は、年間わずか3%のエネルギー消費量増加率で、6%を超える経済成長率を支えている」と述べ、胸を張った。
◇出典
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1777974291230707723&wfr=spider&for=pc
https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/7-09262023145145.html
◇参考情報