英フィナンシャル・タイムズは25日、野村ホールディングスの香港の拠点で、中国投資銀行本部の責任者を務める王仲何(チャールズ・ワン)氏が中国本土からの出国を当局に禁じられたと報じた。関係者によれば、王氏は出国できないものの、勾留はされていない。
王氏に対する出国禁止は、中国の金融顧問会社、華興資本控股(チャイナ・ルネサンス・ホールディングス)に関する捜査と関連があると見られている。
華興資本控股の創業者の包凡氏は今年2月に失踪。前最高幹部の叢林氏も数カ月前から消息不明となっている。叢林氏は2017年、華興資本控股に入るまで中国工商銀行国際で勤務していたが、当時、王仲何氏と同僚だったという。
◇出典
https://big5.ftchinese.com/story/001100931?exclusive
https://www.cna.com.tw/news/acn/202309250230.aspx
◇参考情報