英労働党党首「英中関係の全面点検」要求=英首相の手ぬるさ批判

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、英議会の調査員が中国のスパイ容疑で逮捕されたのを受けて、英野党の労働党のスターマー党首は13日、英議会下院の質疑の際、英スナク首相の中国への態度が手ぬるいと批判し、英中関係に関し全面的な点検を行うよう求めた。

 英フィナンシャル・タイムズなどによると、スターマー党首は13日、英議会の情報・安全委員会(ISC)が7月リポートを提出し、中国の国家安全保障上の脅威に対し厳しい対処を求めたのに、首相の中国への態度はそれとは全く反していると批判した。リポートは、中国のスパイ活動が複雑さを増しているのに、英国の対応が全く不十分だと指摘している。

 スナク首相は「中国による英国の民主主義をへの干渉を受け入れることはありえない」と指摘。9~10日にインドのニューデリーで開かれた20カ国・地域首脳会議(G20サミット)で、李強中国首相に対し、英国へのいかなるスパイ行為も「絶対に容認しない」と伝えたことを強調した。

◇出典

https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/5-09142023142214.html

◇参考情報

英労働党党首「英中関係の全面点検」要求=英首相の手ぬるさ批判

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、英議会の調査員が中国のスパイ容疑で逮捕されたのを受けて、英野党の労働党のスターマー党首は13日、英議会下院の質疑の際、英スナク首相の中国への態度が手ぬるいと批判し、英中関係に関し全面的な点検を行うよう求めた。

 英フィナンシャル・タイムズなどによると、スターマー党首は13日、英議会の情報・安全委員会(ISC)が7月リポートを提出し、中国の国家安全保障上の脅威に対し厳しい対処を求めたのに、首相の中国への態度はそれとは全く反していると批判した。リポートは、中国のスパイ活動が複雑さを増しているのに、英国の対応が全く不十分だと指摘している。

 スナク首相は「中国による英国の民主主義をへの干渉を受け入れることはありえない」と指摘。9~10日にインドのニューデリーで開かれた20カ国・地域首脳会議(G20サミット)で、李強中国首相に対し、英国へのいかなるスパイ行為も「絶対に容認しない」と伝えたことを強調した。

◇出典

https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/5-09142023142214.html

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