台湾の中央通信社によると、2019年に香港で起きた反中デモから4周年を迎え、英国の複数の都市で現地在住の香港出身者によるデモや集会が行われる中、英国南部のサウサンプトンで11日、参加者が中国人留学生とみられる集団に殴る蹴るの暴行を受け手や首をけがした。(写真はRFAのサイト)
事件を起こした集団は事件後、ソーシャルメディアで「香港独立も台湾独立もみなばかだ」などと書き込んだ。
米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、集団は白いシャツを着た3人組の男性で、黒い服を着た集会参加者の男性を袋叩きにした。3人組の1人は、中国国旗を振り「香港は中国だ」などと叫んでいた。
男性は集会参加後に仲間ととも食事し、帰る途中に待ち伏せしていた中国人留学生と見られる3人組に襲われた。一言も発さずいきなり殴りかかってきたという。
英国では昨年10月、マンチェスターの中国総領事館前で、現地在住の香港人が抗議集会を行ったところ領事館員から暴行を受けた。英首相が懸念を表明し、事件は英中の外交問題に発展した。
◇出典
https://www.cna.com.tw/news/acn/202306120131.aspx
https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/al2-06112023191031.html
◇参考情報