20220401港
 英BBC放送などによると、英国の最高裁判所は3月30日、ロバート・リード長官とパトリック・ホッジ副長官の2人が、香港終審法院(最高裁)の非常任裁判官を辞任すると発表した。(写真はBBCのサイト画面)

 リード長官らは、香港の「国家安全維持法」が市民の自由を脅かしているため、任務の継続が難しくなったと指摘。「政治的自由や、表現の自由の価値に背く政権と、自分たちが同一視されるべきでない」としている。

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、米ジョージタウン大学の専門家は、英国籍裁判官2人の辞任は、香港の司法の独立に対する不信感の表明であり、国際社会、特に海外の投資家に対する警鐘だと指摘している。

 トラス英外相は、裁判官2人の辞任を歓迎する声明を発表。「中国政府が、国家安全維持法を利用して香港の基本的人権を奪い、英中共同声明の合意事項に違反して、反対はの声を抑えつけるなどの状況が、既に『臨界点』に達している」と述べた。


◇出典

https://www.bbc.com/zhongwen/simp/world-60911539
https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/gangtai/al2-03302022131611.html

◇参考情報
香港警察、国安法違反で蘋果日報のベテラン逮捕