香港メディアの星島日報によると、極目新聞の記者1人が5月30日、貴州省畢節市織金県で、正体不明の数人に殴られけがした。記者は、今年4月に現地で小学校などの教師2人がダムの放水で死亡した事件を取材中だった。背後には真相究明を嫌がる地元政府や有力者がいる可能性がある。（写真は星島日報のサイト）
教師2人は4月13日、織金県を流れる凹河の河原で、校内の装飾に使う川石を拾っていたところ、上流の水力発電所のダムが突然放水。2人は押し寄せた水に流され溺死した。装飾は、学校を視察する政府幹部を接待するためで、2人は校長の指示で作業していたとみられるが、政府は否定している。
台湾の中央通信社によると、水死したのは地元の小学校と幼稚園の教師。遺族によれば、政府幹部の視察に備え、校内に地元らしい装飾を施すため、他の教師4人とともに計6人で「鵝卵石」と呼ばれる川石を拾っていたという。
死亡した教師の家族は、地元政府に対し、水力発電所に対する刑事責任や、石を拾う作業を命じた学校への責任の追及を求めているが、事故から40日以上経っても進展がないという。
中国のネット世論は、政府幹部の接待のため教師が川石を拾わされていたことに注目。一部で反発を呼んでいる。
中国メディアの瀟湘晨報によれば、極目新聞の男性記者は取材のため5月29日に現地に到着。翌30日午後4時半ごろ、取材先の水力発電所の近くで、車から降りてきた中年男3人に頭などを殴られけがした。眼鏡と携帯電話を壊された。
https://std.stheadline.com/realtime/article/1929194/%E5%8D%B3%E6%99%82-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E6%8E%A1%E8%A8%AA-%E6%B0%B4%E9%9B%BB%E7%AB%99%E6%94%BE%E6%B0%B4%E8%87%B4%E5%85%A9%E6%95%99%E5%B8%AB%E6%BA%BA%E4%BA%A1-%E8%A8%98%E8%80%85%E9%81%AD%E4%B8%8D%E6%98%8E%E4%BA%BA%E5%A3%AB%E6%AF%86%E6%89%93
https://www.stheadline.com/china-live/3236497/%E8%B2%B4%E5%B7%9E%E5%85%A9%E6%95%99%E5%B8%AB%E5%9F%B7%E9%B5%9D%E5%8D%B5%E7%9F%B3%E8%BF%8E%E6%8E%A5%E9%A0%98%E5%B0%8E-%E7%AA%81%E9%81%87%E6%B0%B4%E9%9B%BB%E7%AB%99%E6%94%BE%E6%B0%B4%E8%A2%AB%E6%8D%B2%E8%B5%B0
https://www.cna.com.tw/news/acn/202305310292.aspx
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