中国のニュースサイト、人民網によると、中国民用航空局航空安全弁公室の李勇副主任は18日、記者会見で、3月中旬以降の黄砂の影響で、吉林長春、新疆ウルムチ、遼寧大連など各地の空港で、発着する計120便余りに、出発地への引き返しや代替着陸などの影響が出たと発表した。（写真はRFAのサイト画面）

　副主任よると、中国では3月中旬以降、寒気の南下により北方地区では黄砂が発生。4月9日以降、西北、華北、東北、華東など20以上の省・直轄市・自治区が黄砂に覆われた。視程の低下により各地の空港で航空便の発着に影響が出た。

　副主任によれば、悪天候による安全上のリスクに対し、民用航空各社が緊密に連携。出発地への引き返しや代替着陸、遅延など発着に影響が出た際は、情報提供や行き先変更手続きなどを速やかに行って、空港へ旅客の滞留など影響を最小限に抑えるよう努めているという。

　米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア（ＲＦＡ）によると、黄砂は中国北方地区の経済や生活に大きな影響を与えている。しかし、長年の対策もほとんど目立った成果を挙げていない。

○北京や上海など17省市に黄砂警報＝400万平方キロに影響

○内モンゴルなど15省に黄砂警報＝今年は過去十年で最多

　中国のニュースサイト、人民網によると、中国民用航空局航空安全弁公室の李勇副主任は18日、記者会見で、3月中旬以降の黄砂の影響で、吉林長春、新疆ウルムチ、遼寧大連など各地の空港で、発着する計120便余りに、出発地への引き返しや代替着陸などの影響が出たと発表した。（写真はRFAのサイト画面）

　副主任よると、中国では3月中旬以降、寒気の南下により北方地区では黄砂が発生。4月9日以降、西北、華北、東北、華東など20以上の省・直轄市・自治区が黄砂に覆われた。視程の低下により各地の空港で航空便の発着に影響が出た。

　副主任によれば、悪天候による安全上のリスクに対し、民用航空各社が緊密に連携。出発地への引き返しや代替着陸、遅延など発着に影響が出た際は、情報提供や行き先変更手続きなどを速やかに行って、空港へ旅客の滞留など影響を最小限に抑えるよう努めているという。

　米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア（ＲＦＡ）によると、黄砂は中国北方地区の経済や生活に大きな影響を与えている。しかし、長年の対策もほとんど目立った成果を挙げていない。

○北京や上海など17省市に黄砂警報＝400万平方キロに影響

○内モンゴルなど15省に黄砂警報＝今年は過去十年で最多