中国経済ニュースサイトの中国証券網によると、中国でアフリカ豚熱（ASF）の流行が再び始り、証券会社が13日に発表したリポートによると、北方地区では養豚場の50％に感染が拡大しており、母豚の数が20～30％減る恐れがある。（写真はRFAのサイト）
米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア（ＲＦＡ）によると、世界最大の豚肉消費国である中国で今年、豚肉の価格が上昇する可能性がある。中国では2018～19年にもASFが流行して数百万頭の豚が死に、肉の生産量が大幅に減少。世界市場にも影響を与えた。
中国メディアの東方財富網によれば、中国の17省でASFがまん延しており、1月21日の春節（旧正月）以降、陽性の豚が爆発的に拡大。処理される母豚が3カ月連続で急増している。
中国証券網によると、前回の流行の終息後、豚の飼育管理能力が向上しており、今回の流行が業界や価格に与える影響は小さいとみられる。ただ、東方財富網によれば、豚の生産減少が市場の予想を超える恐れがある。
◇出典
https://news.cnstock.com/industry,rdjj-202303-5031487.htm
https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/6-03152023113326.html
http://www.nbd.com.cn/articles/2023-03-15/2711906.html
◇参考情報