内モンゴル自治区ダラト旗の黄河の河川敷で、豚の死骸が大量に放置されているのが見つかった。中国で流行しているアフリカ豚熱(ASF)で死んだ可能性があり、ダラト旗当局が調査を始めた。中国のニュースサイト、澎湃新聞が伝えた。
中国新華社通信傘下の評論サイト「半月談」の記者は16日、黄河で渡り鳥の撮影を行った際、豚7頭の死骸が河原と水面に捨てられているのを見つけた。さらに黄河河川敷の別の場所でも、12~26頭死骸が放置されていた。後日、再び20頭分の死骸を見つけた。付近の住民は、誰が捨てたのか分からないと話している。
中国の規則によると、病死した動物の死骸は「無害化処理」が義務づけられており、地元政府は、死骸を迅速に回収して処理していると強調している。しかし、同自治区の黄河の河川敷には、豚のほか牛や羊の死骸、動物の内蔵などが大量に捨てられているという。
★参考情報★
ーーーーーーー