
P7は同システムを作動させ、時速80キロで走行していたところ、前方に止まっていた故障車に追突。故障車は尾部た激しく壊れ、P7も前部が損傷した。システムは、故障車を認識せず警報も発しなかった。
地元の交通警察は「事故を起こした車の運転手を呼び、調書をまとめた。事故が運転支援システムに関係するかどうかは、当面確認できない」と述べた。
小鵬汽車の担当部門の責任者は11日「オーナーの1人が10日に寧波で、前方の故障車に衝突し、運転者を死亡させたのは事実だ」と認めた上、警察に協力し、販売店の担当者を現場に向かわせたと述べた。
中国ではEVの普及に伴い、事故も増加。7月には河南省ラク(さんずいに累)河市で、猛スピードのEVが歩行者を次々にはね、1人が死亡、5人がけがした。6月には、上海市嘉定区安亭鎮の駐車場ビル「上海汽車創新港」の3階から、新興EVメーカー、蔚来汽車(NIO、上海市)の車1台が地上に転落。テストのため車内にいた同社職員ら2人が死亡した。
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