米国務長官が「対中政策」演説 競争の決意強調

20220527布 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、ブリンケン米国務長官は26日、ワシントン市内でバイデン政権の「対中国政策」を詳しく説明する演説を行なった。長官は、中国について「国際秩序を変える意図と能力を持つ世界唯一の国」と表現。米国が自国に投資するとともに、同盟国などと団結して、中国と競争する決意を示した。(写真はRFAのサイト画面)

 国務長官は、米中関係の原則として、衝突と冷戦を避ける、中国が大国の役割を発揮すること止めない、中国の経済発展を阻止しないの3つを挙げた上、「中国の政治制度の改変を試みない」方針を強調した。

 米戦略国際問題研究所(CSIS)のブライアン・ハート研究員は「長官が掲げた3つは、米国の政策の優先順位だ。米中関係の主旋律は『競争』であり、中国も暗黙のうちに了解している」と述べた。

◇参考情報

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 国務長官は、米中関係の原則として、衝突と冷戦を避ける、中国が大国の役割を発揮すること止めない、中国の経済発展を阻止しないの3つを挙げた上、「中国の政治制度の改変を試みない」方針を強調した。

 米戦略国際問題研究所(CSIS)のブライアン・ハート研究員は「長官が掲げた3つは、米国の政策の優先順位だ。米中関係の主旋律は『競争』であり、中国も暗黙のうちに了解している」と述べた。

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