中国メディアの澎湃新聞によると、天津市の新型コロナウイルス対策部門は26日、市内全域で住民全員を対象としたＰＣＲ検査を27日午後7時から開始すると通知した。全住民に対し、検査終了まで自宅などに安静に待機するよう指示した。（写真は中央社のサイト画面）

　台湾の中央通信社によると、天津では今年1月、中国で初めてコロナ変異株「オミクロン株」の感染者を確認後、感染者の確認が続いている。26日の通知は「ゼロコロナ」方針を動揺することなく堅持すると強調している。

　天津の常住人口は2021年現在、約1386万人。今月24、25日には、地元感染者が17人と18人みつかった。中心部では26日までに、既に住民全員のＰＣＲ検査が行われている。

　天津でオミクロン株の感染者確認は1月8日で、その後、急速に感染が広がった。経済活動にも影響しており、同市の1～3月のＧＤＰ（域内総生産）成長率は0.1％増で、中国の4つの直轄市で最低だった。

　米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア（ＲＦＡ）によれば、天津市では今年1月17日、住宅団地の封鎖で食物が入手できなくなったなどとして、出稼ぎ労働者ら多数が抗議活動を行い、警官隊と衝突する騒ぎが起きた。

　

　中国メディアの澎湃新聞によると、天津市の新型コロナウイルス対策部門は26日、市内全域で住民全員を対象としたＰＣＲ検査を27日午後7時から開始すると通知した。全住民に対し、検査終了まで自宅などに安静に待機するよう指示した。（写真は中央社のサイト画面）

　台湾の中央通信社によると、天津では今年1月、中国で初めてコロナ変異株「オミクロン株」の感染者を確認後、感染者の確認が続いている。26日の通知は「ゼロコロナ」方針を動揺することなく堅持すると強調している。

　天津の常住人口は2021年現在、約1386万人。今月24、25日には、地元感染者が17人と18人みつかった。中心部では26日までに、既に住民全員のＰＣＲ検査が行われている。

　天津でオミクロン株の感染者確認は1月8日で、その後、急速に感染が広がった。経済活動にも影響しており、同市の1～3月のＧＤＰ（域内総生産）成長率は0.1％増で、中国の4つの直轄市で最低だった。

　米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア（ＲＦＡ）によれば、天津市では今年1月17日、住宅団地の封鎖で食物が入手できなくなったなどとして、出稼ぎ労働者ら多数が抗議活動を行い、警官隊と衝突する騒ぎが起きた。