中国メディアの京報網によると、北京市政府は17日、新型コロナウイルス対策の記者会見で、同市海淀区で確認された変異種「オミクロン株」の感染者について、国際郵便が感染源との見方を示した。感染者は最近、カナダ発の国際郵便と小包に触れており、当局がサンプル22件を調べたところ12件からコロナウイルスが見つかった。（写真は東網のサイト画面）

　北京市郵政管理局によると、感染者が触れた国際郵便の配達員と家族は、集中隔離施設に送られた。これまで2回行ったＰＣＲ検査の結果は陰性だったという。北京市疾病対策予防センターの副責任者は、中国各地で郵便物など海外発の物品からコロナに感染した例が少なくないとして、海外で感染拡大する間、海外商品の購入を控えるよう呼びかけた。

　米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア（ＲＦＡ）によると、北京市海淀区の各企業団体は16日に当局から、北京市のオミクロン株の感染者は、中国工商銀行国際部の勤務者で、国際郵便物に触れていたが、事務所の郵便物から同株が検出されたとの通知を受けた。

　国際郵便の取り扱いに詳しい北京の住民の1人は「海外でも国内でも、出された郵便物は数回の消毒を行うので、感染源となる可能性は小さい」と指摘。当局が、国際郵便物が感染源と主張していることについて「何かの原因か目的があるに違いない」と述べた。

　国家衛生健康委員会の18日の発表によると、中国で17日に確認された新型コロナの新規患者は171人。うち国内感染の患者は127人で、河南が102人、天津18人、北京が1人、陝西が1人などとなっている。

　中国メディアの京報網によると、北京市政府は17日、新型コロナウイルス対策の記者会見で、同市海淀区で確認された変異種「オミクロン株」の感染者について、国際郵便が感染源との見方を示した。感染者は最近、カナダ発の国際郵便と小包に触れており、当局がサンプル22件を調べたところ12件からコロナウイルスが見つかった。（写真は東網のサイト画面）

　北京市郵政管理局によると、感染者が触れた国際郵便の配達員と家族は、集中隔離施設に送られた。これまで2回行ったＰＣＲ検査の結果は陰性だったという。北京市疾病対策予防センターの副責任者は、中国各地で郵便物など海外発の物品からコロナに感染した例が少なくないとして、海外で感染拡大する間、海外商品の購入を控えるよう呼びかけた。

　米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア（ＲＦＡ）によると、北京市海淀区の各企業団体は16日に当局から、北京市のオミクロン株の感染者は、中国工商銀行国際部の勤務者で、国際郵便物に触れていたが、事務所の郵便物から同株が検出されたとの通知を受けた。

　国際郵便の取り扱いに詳しい北京の住民の1人は「海外でも国内でも、出された郵便物は数回の消毒を行うので、感染源となる可能性は小さい」と指摘。当局が、国際郵便物が感染源と主張していることについて「何かの原因か目的があるに違いない」と述べた。

　国家衛生健康委員会の18日の発表によると、中国で17日に確認された新型コロナの新規患者は171人。うち国内感染の患者は127人で、河南が102人、天津18人、北京が1人、陝西が1人などとなっている。