米中高官がスイスで会談 衝突回避へ対話ルート確保か

 中国軍機による台湾への威嚇が続く中、サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は6日、スイス・チューリヒで中国の外交トップ、楊潔チ(竹カンムリに褫のツクリ)共産党政治局員と会談した。専門家は今回の会談について、米中が衝突を回避し、台湾海峡の現状をできる限り維持するため、対話ルートの確保が目的で開かれたとみている。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。

 米AP通信は、米ホワイトハウス高官の発言を引用し、バイデン大統領と中国の習近平国家主席が年内に、テレビ会議方式で会談すると報じた。

 ホワイトハウスは声明で6日の会談について「米国は対話ルートを開け、米中間の競争について責任ある管理を続ける」と強調。サリバン補佐官が「米国は、人権、新疆、香港、南シナ海、台湾での行動に対し、深い関心を抱いている」と述べたことを明らかにした。

 中国外務省も声明を発表。「戦略的対話の強化、意見対立の適切な管理、衝突の回避などに向け行動することで、双方が同意した」と指摘した。

◇参考情報

台湾防空識別圏に中国軍機39機 昨年来で最多
米イージス駆逐艦が台湾海峡航行 バイデン政権で初

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 米AP通信は、米ホワイトハウス高官の発言を引用し、バイデン大統領と中国の習近平国家主席が年内に、テレビ会議方式で会談すると報じた。

 ホワイトハウスは声明で6日の会談について「米国は対話ルートを開け、米中間の競争について責任ある管理を続ける」と強調。サリバン補佐官が「米国は、人権、新疆、香港、南シナ海、台湾での行動に対し、深い関心を抱いている」と述べたことを明らかにした。

 中国外務省も声明を発表。「戦略的対話の強化、意見対立の適切な管理、衝突の回避などに向け行動することで、双方が同意した」と指摘した。

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