江蘇省衛生健康委員会の13日の発表によると、江蘇省で12日に確認された新型コロナウイルスの新規患者は26人で、うち25人が同省揚州市の住民だった。今回の感染拡大が始まった7月20日から12日までの江蘇省内の感染者は、計760人。うち発端となった南京が235人、揚州が510人と500人を超えた。

　揚州の深刻な感染状況は、中央政府を驚かせており、中国メディア新華網によると、孫春蘭副首相が11日、現地指導のため揚州市に入った。孫副首相は、公安局データセンターやＰＣＲの検査場などを視察。現場担当者らから報告を聞くとともに意見交換した。孫副首相はその上で、検査の拡大や感染リスク者の隔離の徹底、隔離場所と病床の増加などを指示した。

  中国メディアの澎湃新聞によると、揚州では7月27日に、今回の感染拡大で最初の陽性者を確認後、中心部で住民全員に対するＰＣＲ検査を16日間で7回実施した。ただ、8月8日に感染確認された35人は、揚州市広陵区の住宅街の検査場で感染した可能性が高く、議論を呼んでいる。

　当局は、ＰＣＲ検査場の感染拡大防止にも乗り出し、住民に検温やマスク着用、１メートル以上の間隔を空けることなどを指示している。

○新型コロナ新規患者125人　江蘇揚州で計300人突破

○上海浦東空港で新型コロナ新規患者　デルタ株に感染

　江蘇省衛生健康委員会の13日の発表によると、江蘇省で12日に確認された新型コロナウイルスの新規患者は26人で、うち25人が同省揚州市の住民だった。今回の感染拡大が始まった7月20日から12日までの江蘇省内の感染者は、計760人。うち発端となった南京が235人、揚州が510人と500人を超えた。

　揚州の深刻な感染状況は、中央政府を驚かせており、中国メディア新華網によると、孫春蘭副首相が11日、現地指導のため揚州市に入った。孫副首相は、公安局データセンターやＰＣＲの検査場などを視察。現場担当者らから報告を聞くとともに意見交換した。孫副首相はその上で、検査の拡大や感染リスク者の隔離の徹底、隔離場所と病床の増加などを指示した。

  中国メディアの澎湃新聞によると、揚州では7月27日に、今回の感染拡大で最初の陽性者を確認後、中心部で住民全員に対するＰＣＲ検査を16日間で7回実施した。ただ、8月8日に感染確認された35人は、揚州市広陵区の住宅街の検査場で感染した可能性が高く、議論を呼んでいる。

　当局は、ＰＣＲ検査場の感染拡大防止にも乗り出し、住民に検温やマスク着用、１メートル以上の間隔を空けることなどを指示している。

○新型コロナ新規患者125人　江蘇揚州で計300人突破

○上海浦東空港で新型コロナ新規患者　デルタ株に感染