22021年8月6日上  中国上海市政府は4日、新型コロナウイルス感染対策関連の記者会見を開き、上海市疾病対策予防センターが2日、地元感染の新規患者1人を確認したと発表した。インド型「デルタ株」に感染していた。7月中旬以降、江蘇省南京を起点に始まった感染拡大とは無関係で、海外で感染拡大中のデルタ株と相同性が高いという。中国メディアが伝えた。(写真は百度のサイト画面)

 同センターによると、新規患者は、上海浦東国際空港にの貨物エリアに勤務する外国航空会社の男性従業員(53)。発症前、他省市の患者や感染者と接触はなかった。当局は、上海の濃厚接触者377人を隔離した。

 台湾中央通信社によると、上海市当局はコロナの感染拡大防止のため、上海虹橋国際空港西側の上海虹橋駅近くで対策を強化。乗客や駅員のマスク着用のほか、駅構内に入る際にスマートフォンアプリの「健康コード」の提示や検温を義務付けた。

 虹橋駅の最近1、2日の利用客は1日約17万人。それ以前は約20万人が利用していた。駅員によると、利用客の減少は中国各地で新型コロナの感染が拡大し、多くの市民が行楽を取り消したためとみられる。ただ、虹橋空港では大規模な欠航などは起きていない。

 上海市内の各病院も、感染防止対策を強化。2日から病院の外来診療部門の入り口では、健康コードなどのチェックを始めた。入院患者には3日以内のPCR検査の提出を求めた。


◇参考情報◇
湖北で新型コロナ新規患者 武漢全市でPCR検査へ
中国各地に新型コロナ変異株拡散 水害の鄭州でも