国家衛生健康委員会の9日の発表によると、新型コロナウイルスの8日の新規患者は125人だった。うち海外感染が31人、国内感染が94人でうち河南が41人、江蘇が38人、湖南が12人だった。江蘇省衛生健康委員会の9日の発表によると、同省内で感染した新規患者38人は、全員が揚州の住民で1人は症状が重い。（写真はRFAのサイト画面）

　江蘇省では7月20日に新たな新型コロナの感染拡大が始まり、8日までの患者は計592人。うち揚州が346人で最も多く、ついで南京の231人、淮安の12人など。

　台湾中央通信社によると、揚州の今回の感染拡大は、マージャン店が起点で、当初の感染者は、中高年が多数を占めた。揚州市当局は、市内のマージャン店を閉鎖し消毒作業を進めている。揚州市では、カン（干におおざと）江区だけでマージャン店が1000店を超える。

　中国メディアの海外網などによると、江蘇省の呉政隆省長は7日、「揚州は、爆発的な感染拡大期に入っている」と指摘。「今回の感染拡大は早くに始まったが、発見が遅れた。人が集まる閉ざされた場所で感染拡大が起きた。感染拡大防止対策は、極めて複雑な状況にある」と述べた。









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