中国江西省吉安県で1日午後3時19分ごろ、同省気象局の委託を受け、同県上空で人工降雨作業を行っていた小型機が集落に墜落し炎上した。搭乗していた5人が死亡。民家3棟が損壊して住民1人が軽傷を負った。ニュースサイトの央広網などが伝えた。
事故機は、北大荒通用航空(黒竜江省ハルビン市)の小型機「B10GD」。江西省気象局によると、死亡した5人うち3人は同気象局と黒竜江気象局の職員、2人は機長と副機長だった。
江西省気象局によると、中国民用航空局などが事故調査チームを立ち上げ、事故原因を調べている。
江西省では2020年10月以降、干ばつが深刻化。同省気象局が、気候の変化を監察しながら、人工降雨作業の機会を伺っていた。
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