ニュースサイトの毎日経済新聞によると、浙江省の一部で50年に一度の干ばつが起き、台州市政府は21日、緊急事態を宣言した。台州市内の三門県は給水制限を実施し、浴場やプール、洗車業など水を多用する業種に休業を命じた。(写真は東網のサイト画面)
地元紙・銭江晩報によると、浙江省では昨年9月から少雨が続き、省内の平均降水量は84.6ミリと平年より56%少ない。干ばつが最も深刻なのは温州で、平均降水量はわずか50ミリ。台州、舟山とともに50年ぶりかそれ以上の干ばつとなっている。寧波、麗水も20年ぶりの事態。杭州市西部でも深刻化している。
浙江省水利局によると、温州や台州など干ばつの発生地では、水源の川が干上がったり、ダムの貯水量が減る事態となり、山間部では、飲み水が不足するところも出てきた。
浙江省紹興市の水源、湯浦ダムでは25日、水位が前年同期より7メートル低下。1日あたりの給水量を制限した。これまでのところ民生と産業用の給水は正常に行われている。紹興市の他のダムでも水位の低下が続き、一部が給水を停止した。
省気象局によると、同省では今年2~4月、少雨が続く見通しで、干ばつがさらに深刻化しそうだ。
●今年の水害被災者7047万人 死者不明271人
浙江省紹興市の水源、湯浦ダムでは25日、水位が前年同期より7メートル低下。1日あたりの給水量を制限した。これまでのところ民生と産業用の給水は正常に行われている。紹興市の他のダムでも水位の低下が続き、一部が給水を停止した。
省気象局によると、同省では今年2~4月、少雨が続く見通しで、干ばつがさらに深刻化しそうだ。
★参考情報★
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