
香港紙・東方日報(電子版)によると、香港政府のまとめでデモ参加者は約4万人。香港警務処の盧偉聡処長は同日午後4時に会見し、デモを「騒乱」と認めた上で、機動隊が強制排除のため、警棒、トウガラシ・スプレー、催涙弾、暴徒鎮圧用の「ビーンバッグ弾」、ゴム弾などを使用していることを明らかにした。警察とデモ隊の衝突で12日午後11時現在、72人がけがした。
RFAによると、12日夜、香港政府の元高官7人が連名で、逃亡犯条例の撤回を要求。また、香港行政長官選挙委員会の委員約200人が林鄭月娥長官の辞任を求めた。
米公共放送ボイス・オブ・アメリカによると、米議会下院のナンシー・ペロシ議長は11日、「逃亡犯条例」改正案について、香港の自由を破壊する脅威であり、香港に住む8万5000人の米国人の安全にも危機が及ぶとして反対を表明した。 中国外務省の耿爽副報道局長は「香港ことは完全な内政問題で、いかなる国家も干渉できない。中国は米国関係者の無責任な発言に反対する」と述べて、ペロシ議長らの発言に反発した。
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