中国全国人民代表大会常務委員会は11月6日、反越境腐敗法を可決した。全6章47条で、国外に逃亡した汚職容疑者の追跡、不正資産の回収、国際捜査協力、企業の法令順守体制などを規定する。公布日から施行される。中国政府は、国境を越えた汚職の防止・処罰と国際協力の強化を立法目的としている。海外事業を行う中国企業には事業規模やリスクに応じた汚職防止体制の整備が求められる。捜査や調査で取得した国家秘密、商業秘密、個人情報の保護も規定された。ただし、外国領域での捜査は相手国の法制度や国際的な取り決めに左右される。法案は2025年から審議され、修正を経て成立した。
中国、初の反越境腐敗法を成立 国外逃亡者の追跡や不正資産回収、海外企業活動への監督強化
