中国国防省は11月2日、中国人民武装警察部隊とベトナム公安省機動警察部隊が、11月上旬から中旬にかけて、ベトナムの首都ハノイで合同対テロ訓練「合作2026」を実施すると発表した。両部隊による同系列の訓練は2回目となる。
発表は、暴力的なテロ犯罪を共同で取り締まることを訓練の主題としている。爆発物の捜索・処理、陸上での機動、高層建築物への突入などを行う予定だ。中国側の参加組織は人民武装警察部隊、ベトナム側は公安省所属の機動警察部隊であり、両国の陸軍同士による訓練とは異なる。
国防省は、対テロ分野の交流と協力を深め、共同作戦能力を高めるための訓練だと説明した。具体的な開始日と終了日、参加者の総数、使用装備や訓練施設の詳細は発表していない。
前回は2024年に中国の広西チワン族自治区で実施された。中国青年報の当時の報道によると、同年8月2日に2週間の訓練を終えた。討議、指揮、技能、水上、戦術協同など7分野27課目を実施し、対テロの総合演習も行った。武警とベトナム公安省機動警察部隊が初めて組織した2国間合同訓練と説明されている。
今回公表された2026年の計画はハノイでの実施を予告するもので、訓練の完了や成果を伝える発表ではない。前回の27課目が今回もすべて行われるとする説明はなく、2026年に実施すると確認できる内容は、2日の発表で挙げられた爆発物の捜索・処理などの課目だ。
