四川省の3人殺害事件、49歳男に死刑判決 元教師らを約3時間で相次ぎ襲撃

中国四川省眉山市中級人民法院は10月21日、2025年9月に親族や元小学校教師ら3人を殺害し、別の1人に重傷を負わせたとして、49歳の男に故意殺人罪で死刑を言い渡した。男は約3時間の間に4人を刃物で襲ったとされ、被害者には82歳の元教師も含まれていた。中国新聞網や香港の星島頭條などが報じた。

親族や元教師ら4人を襲撃

報道によると、事件は2025年9月9日午前、四川省眉山市の農村部で発生した。

被告の徐姓の男は刃物を持って自宅を出発し、親族の男性や同じ村の住民、かつて小学校で教わった教師らを相次いで襲撃した。

3人は胸部を刺されるなどして死亡した。男はさらに別の住民の住宅に入り、この住民にも重傷を負わせた。

一連の襲撃は約3時間の間に行われたという。

元教師への恨みを供述

香港の星島頭條によると、被告は、元教師を襲った理由について、小学校時代に厳しく指導されたことへの恨みがあったと供述した。

ほかの被害者についても、過去の個人的な対立を清算する意図があったと説明したという。

ただし、これは被告側の供述に基づく説明であり、被害者の側に襲撃を正当化するような行為があったことを意味しない。

故意殺人罪で死刑

四川省眉山市中級人民法院は21日、男に故意殺人罪で死刑を言い渡し、政治的権利を終身剥奪する判決を下した。

中国の刑事裁判では、死刑判決は最終的な審査などの手続きを経る必要がある。

今回確認されたのは一審判決であり、判決が確定したかどうかは明らかになっていない。

事件発生から約1年後に判決

事件は2025年9月に発生しており、今回の新たな動きは2026年10月21日の一審判決である。

複数の被害者が短時間に相次いで襲撃されたことや、被害者の中に高齢の元教師が含まれていたことから、中国国内で関心を集めた。

今後は、判決に対する上訴の有無や、司法手続きの進展が注目される。

出典

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