中国の市場監督管理総局、工業情報化部、国家衛生健康委員会、国家疾控局の合同調査組は10月15日、乳幼児用紙おむつからホルムアミドが検出されたとされる問題について、調査結果を公表した。国内の全168社を対象に、180ブランド・368ロットの完成品を検査したほか、ウエスト部分や留め具などを含む32ロットについて部位別に調べたが、いずれからもホルムアミドは検出されなかった。
検査をめぐる騒動を受け、15ブランド・58ロットの再検査も実施した。また、関連機関が保管していた血液210検体を再検査した結果も、全て未検出だった。合同調査組は、複数の検査で方法の確認や空試験、平行試験が不十分だったほか、原データの削除などもあったと指摘した。その上で、紙おむつによるホルムアミド関連の健康被害は確認されなかったとした。
出典
- 国家市場監督管理総局・工業情報化部・国家衛生健康委員会・国家疾控局合同調査組|乳幼児用紙おむつのホルムアミド問題に関する調査・確認結果の通報
- 財新|4部門が「紙おむつからホルムアミド検出」問題の調査結果を通報 検査機関の検査は厳密でなかったと指摘
- 人民網(新華社)|4部門合同調査組、乳幼児用紙おむつのホルムアミド問題に関する確認結果を通報
- 上海日報/シティー・ニュース・サービス|公式調査、乳幼児用紙おむつからホルムアミドは検出されなかったと発表 以前の検査には問題
