中国の主要製油会社が、2026年10月のガソリン、軽油、航空燃料などの石油製品について、香港とマカオ以外への輸出を停止した。中国政府は10月1日から始まった国慶節の大型連休前までに、主要製油所へ域外輸出の許可を出していないとされる。輸出再開の時期は明らかになっておらず、10月7日の連休終了後も、国内燃料在庫と精製量の状況に左右される可能性がある。
国有大手の中国石油天然ガス(ペトロチャイナ)は9月30日、10月に予定していたガソリンと航空燃料の一部出荷を取り消した。浙江石油化工も連休中の石油製品の海外出荷を予定していない。中国側は公式に詳細を説明しておらず、報道では中東情勢やロシアの供給障害を背景に、国内供給と在庫の確保を優先した措置とされている。
