2026年8月23日から24日にかけ、台風19号(ナラ)の影響による強い雨で、広西チワン族自治区崇左市の江州区、寧明県、龍州県などで洪水が発生した。一部道路が寸断され、住宅が浸水したほか、寧明県では低地や複数の郷鎮が浸水し、1万6000人を超える住民が避難した。
武警広西総隊崇左支隊は約100人を派遣し、住民の捜索・移送、排水ポンプ場の堤防補強、物資の搬出などを実施した。8月24日20時30分までに、被災住民200人余りを移送し、物資10トン余りを運び、土のう20立方メートル余りを積み上げた。救援活動は継続している。
広西各地では大雨から猛烈な雨が降り、多数の河川が警戒水位を超えた。防城港市や崇左市などの一部地域で洪水の危険が生じ、広西食糧・物資備蓄局は8月23日から24日にかけ、防汛・救災物資3.87万点を被災地へ搬送した。寧明県には救助用ゴムボート15隻も届けられた。
国家防減救災委員会と応急管理部は国家レベル4の災害救援緊急対応を開始し、国家発展改革委員会は災害後の緊急復旧支援として中央予算内投資5000万元を手配した。また、海南島環状高速鉄道の一部旅客列車は8月24日に一時運休となった。道路寸断や浸水、避難の状況は、現地の日本人や日系企業の移動と事業活動に影響する可能性があるため、関連地域では交通情報と当局の避難・救援情報の確認が必要である。
