遼寧省丹東市中級人民法院はこのほど、北京大学の元党委常委・副校長、任羽中に対し、収賄罪で懲役8年、罰金260万元の判決を言い渡した。任羽中は2006年から2025年までの在職期間中、進学や就職、教育訓練などで便宜を図り、計約3,200万元を受け取ったとされる。
裁判所は、収賄による犯罪所得とその利息を追徴し、国庫に納めるとしている。資料によると、任羽中は北京大学の元党委常委・副校長であり、大学幹部として在職中に便宜供与をめぐる収賄に関与した。
今回の判決は、中国の有力大学幹部による腐敗事件として、反腐敗政策や高等教育機関のガバナンスに関心を持つ在中邦人や日系企業にとって、中国の大学運営における法令順守と幹部管理をめぐる動向を確認する事例となる。
