中国の飲料チェーン、「ちいかわ」ガラスカップ破裂で購入者負傷 検査は基準適合、全注文を返金

中国の飲料チェーン「茉莉奶白(モーリーティー)」は11月5日、人気キャラクター「ちいかわ(Chiikawa)」との共同企画で販売したガラスカップが破裂し、購入者が負傷した問題について、第三者機関3社による検査で、提出したサンプルがいずれも品質基準に適合していたと発表した。同社は負傷者への対応を終え、購入者の理解を得たと説明。対象商品を含むセットの購入者全員に返金する方針も明らかにした。

問題の商品は、10月29日に発売されたハロウィーン限定の共同企画商品。ガラス製のカップなどが販売されたが、発売当日に破損や破裂を訴える投稿が中国の交流サイト(SNS)に相次いだ。

SNSへの投稿によると、購入者の1人が常温の水でカップを洗っていたところ、突然破裂した。飛び散ったガラス片で手の指の血管や神経が損傷し、病院で手術を受けたという。投稿者はその後、負傷者の手術が終わり、回復に向かっていると説明した。

このほか、カップを机に軽くぶつけただけでひびが入ったり、商品を受け取った時点ですでに割れていたりしたとの報告も寄せられた。

茉莉奶白は10月30日、問題の商品をすべての販売経路から撤去し、同じ生産ロットの在庫を隔離・保管したと説明した。製品の品質に関する資料を調べるとともに、第三者機関に追加検査を依頼していた。

11月5日の声明によると、検査対象は型番「CP-ML-XGB」のガラスカップ。第三者機関3社が業界規格「QB/T 5035-2017(二重構造ガラスカップ)」に基づいて検査した結果、提出されたサンプルの各項目が基準に適合した。ただし、事故を起こしたカップそのものの検査結果や、破裂の直接的な原因は明らかにしていない。

同社は負傷者の治療と回復を継続的に支援し、問題を適切に解決したと説明した。購入者への返金手続きは一部で処理が遅れているものの、11月8日までの週内に完了する方針を示した。購入者は商品を返送する必要がないという。

中国メディアの紅星新聞によると、製造元は河北鑫時尚玻璃製品。同社の担当者は、製品には耐熱性の高いホウケイ酸ガラスを使用したと説明している。

出典

(2026年11月6日)

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