中国チベット自治区ナクチュ市巴青県で10月22日午後10時33分、マグニチュード(M)7.0の地震が発生した。地元当局によると、23日午前10時までに16人が死亡、65人が負傷した。住宅339戸に倒壊や損傷の被害が出ており、救助隊が捜索と被災状況の確認を続けている。
震源の深さ10キロ、重傷者11人
チベット自治区地震局の発表によると、震源は北緯32.40度、東経93.79度で、深さは10キロ。青海省との境界に近い高地で発生した。
新華社が23日未明に伝えた初期集計では、死者16人、負傷者32人だった。その後、救助当局による確認が進み、午前5時20分時点で負傷者は46人に増えた。午前10時の集計では65人となり、うち11人が重傷、54人が軽傷という。
住宅の倒壊・損傷は339戸に上り、家畜用の小屋20棟にも被害が確認された。央視新聞の続報によると、負傷者数以外の被害集計に変更はなかった。
救助活動を継続
地元の消防・応急管理当局は、被災した集落で住民の安否確認、倒壊建物の捜索、負傷者の搬送を進めている。救援物資も順次現地に運ばれている。
新華社によると、23日午前10時までに被災住民1万2489人が安全な場所に移された。被害の全域調査、救助、避難住民の受け入れが続いている。
被災地域は標高が高く、集落が広い範囲に分散している。今後の被害確認では、交通状況や通信状況が救助活動に及ぼす影響にも注意が必要となる。
死傷者数と住宅被害は23日午前時点の暫定集計であり、当局の調査に伴って変更される可能性がある。
