上海の72歳男性、遺産争いの兄との口論で転落し重体 兄を警察が拘束

中国メディアの看看新聞によると、上海市で今年7月、72歳の李さんが、20万元(約400万円)の遺産をめぐって争っていた兄と口論になった際、階段から転落し、深い昏睡状態に陥った。医師は、意識が戻っても生涯にわたり全身まひや発語困難となる可能性があると説明している。

李さんの母親は生前、病気の入院費などを李さんが一人で負担していたことから、公正証書の遺言で20万元の財産を全額、李さんに相続させていた。兄は15万元を求め、李さんは5人のきょうだいで分ける案を示したが、兄は「15万元がなければ協議しない」と述べたという。

兄は2025年5月以降、李さん宅を繰り返し訪れ、接着剤で鍵穴をふさいだほか、ドアの隙間から汚水を注入した。鍵穴をふさがれた回数は38回に上った。昨年12月には、兄が木の棒で李さんの頭を殴り、8針を縫うけがを負わせた。警察は行政拘留14日を決めたが、兄が70歳を超えていたため執行しなかった。

李さんは今年7月、兄を提訴した。娘によると、口論は開廷前日に起きた。娘は父親の負傷が兄によるものだとして法律援助を申請している。警察は現在、兄を拘束し、事件を調べている。

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