台湾海峡をめぐり、米台軍は中国が台湾に武力行使した場合、大量の低コスト無人機を投入し、人工知能(AI)による識別と攻撃で中国艦艇を阻止する「地獄景象」構想を進めている。英エコノミスト誌の情報として、連合報が伝えた。
米側には、攻撃側が勝利するために必要な火力優勢が、従来の3倍から20~30倍に高まったとの見方がある。大量の無人機を用いて中国艦艇への対応能力を高める構想だが、実現には米国が軍事介入する意思を持つかどうか、無人機とミサイルの生産能力を確保できるか、米軍の在庫がどの程度消耗するかといった課題がある。
また、台湾側の生産能力も構想の実現に関わる課題とされる。一方、中国軍内部では、無人機を探知して撃破する艦載兵器の開発強化を求める意見が出ている。米台による無人機運用の構想に対し、中国軍が対抗手段の整備を進めようとしている状況が示されている。
