山東省臨沂の住宅で爆発、1人死亡・2人不明 違法保管の漁業用爆発物が原因か

中国山東省臨沂市の沂河新区で8月21日午後3時38分、住宅地にある平屋建ての建物が爆発し、1人が死亡、2人が行方不明となった。複数の負傷者も病院に搬送された。当局は、借主が違法に保管していた漁業用爆発物が爆発した可能性があるとみて調べている。

平屋が全壊、周辺の集合住宅にも被害

爆発が起きたのは、沂河新区王橋社区にある独立した平屋建て住宅の敷地内。沂河新区の合同作業部隊によると、21日午後3時38分に爆発が発生した。

爆発の威力は大きく、星島頭條によると、平屋はほぼ全壊した。両側にある6階建ての集合住宅などにも被害が及び、一部の建物では低層階の外壁が崩れ、高層階を含めて窓ガラスが割れた。周辺に駐車していた自動車も損傷した。

近隣住民は、爆発音が数キロ離れた場所でも聞こえ、強い揺れを感じたと証言している。飛散したガラス片などで負傷した住民もおり、救急車で病院に搬送された。

1人死亡、2人不明 負傷者に生命の危険なし

沂河新区当局の21日夜の発表によると、爆発で1人が死亡し、2人が行方不明となった。このほかの負傷者は病院で治療を受けているが、生命に危険はないという。

公安、消防、応急管理、住宅・都市農村建設などの関係部門は合同作業部隊を設置し、現場で捜索やがれきの撤去を進めた。周辺の集合住宅の住民については避難・安置措置を取った。

借主が漁業用爆発物を違法保管か

当局の初期調査では、爆発した住宅を借りていた王姓の人物が、漁業に使用する爆発物を違法に保管していた疑いが浮上している。

星島頭條は、この爆発物について、俗に「魚雷」と呼ばれるものと報じている。一方、沂河新区当局の公式発表は「捕魚爆炸物(漁業用爆発物)」との表現にとどめている。

事故の詳しい原因や爆発物の入手経路などについては、当局が引き続き調査している。

中国に滞在・居住する日本人で、臨沂市沂河新区王橋社区周辺に家族や知人がいる場合は、安全状況を確認することが望ましい。現地に拠点を持つ日系企業も、従業員や事業所への影響の有無を確認する必要がある。

出典

央広網
https://www.cnr.cn/sd/gd/20260821/t20260821_527786032.shtml

中国新聞網(中央テレビ報道)
https://www.chinanews.com/sh/2026/08-21/10682117.shtml

星島頭條
https://www.stheadline.com/realtime-china/3607030/%E5%B1%B1%E6%9D%B1%E8%87%A8%E6%B2%82%E7%8D%A8%E6%A3%9F%E5%B9%B3%E6%88%BF%E7%99%BC%E7%94%9F%E7%88%86%E7%82%B8%E9%87%801%E6%AD%BB2%E5%A4%B1%E8%81%AF-%E7%96%91%E7%82%BA%E9%9D%9E%E6%B3%95%E5%84%B2%E5%AD%98%E9%AD%9A%E9%9B%B7%E6%89%80%E8%87%B4%E6%9C%89%E7%89%87

香港電台
https://news.rthk.hk/rthk/ch/component/k2/1867064-20260822.htm

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