8月18日、中国最高人民検察院は、前寧夏回族自治区政府主席で中国人民政治協商会議教科衛体委員会副主任の劉慧氏が収賄罪の疑いで逮捕され、起訴されたと発表した。山東省菏澤市人民検察院が指定を受けて事件を審査・起訴し、菏澤市中級人民法院に公訴を提起した。発表では、劉氏が職務上の便宜を利用して他人のために利益を図り、巨額の財物を不法に受け取ったと指摘している。
検察側によると、対象となった職務には、寧夏回族自治区政府副主席、同自治区党委員会常務委員兼政府副主席、同自治区党委員会副書記兼政府主席、国家民族事務委員会党組副書記兼副主任などが含まれる。劉氏は2025年7月18日に調査対象となり、2026年3月26日に中国共産党から除名された。
党籍剥奪と司法手続きへの移送に際しては、劉氏が匿名で他人を虚偽告発したことや、迷信活動を大規模に行ったことも指摘された。今回の起訴により、劉氏をめぐる問題は党内処分から刑事手続きに移った。元自治区政府主席で、現職の政協幹部でもある人物が収賄罪で逮捕・起訴されたことは、中国の政治情勢を把握するうえで重要な動きである。
