北京市では2日夜からほぼ全域で雨が降り、午後9時ごろ郊外の一部で局地的な豪雨となった。房山区では雨量が180ミリになり、大雨では最高の赤色警報が出された。鳳凰網が3日伝えた。
房山区長陽鎮では道路が膝の高さまで冠水し、多くの車が立ち往生した。地下の車庫への浸水も相次いだ。
北京、河北、遼寧など東北で2～4日に70～120ミリの大雨が降り、局地的に150～200ミリの豪雨となる見通し。
専門家によると、中国南方の台湾10号がもたらす水分を豊富に含んだ大気と、北から南下した寒気がぶつかり大雨となった。一部地区で雷を伴うが、強風やひょうの可能性は小さい。