北京市疾病対策予防センターは7日、同市で11月、ノロウイルスの集団感染9件を確認したことを明らかにした。いずれも市内の幼稚園と小学校の。同センターは、児童らの間で気分の悪さ、おう吐、下痢などの症状が集団的に現れた場合、直ちに病院での診察と、自宅での療養を指示するよう呼び掛けた。新華網が伝えた。
同センターによると、11月は気温の低下にともない呼吸器疾患が急増。しょうこう熱とインフルエンザの患者がそれぞれ前月比56.41％と343.33％増えた。
ノロウイルスの感染も増加中。11月、同市で急性胃腸炎の集団発症が12件あり、9件がノロウイルスだった。