香港政府が「覆面禁止法」準備 人権侵害と民主派反発

 2019年10月4日覆大規模なデモが続く香港で、「香港01」など複数のメディアは3日、非常事態の際、立法会(議会)の承認なく法律を施行できる「緊急法」を発動した上、デモ参加者に対する「覆面禁止法」の即時公布を目指していると伝えた。民主派からは、人身の安全やデモの自由を侵害するなどとして反対の声が挙がっている。

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)などによると、デモ参加者の多くは、警察の催涙弾から身を守るため、ガスマスクやゴーグルを着用している。政府支持派の政党などは、この法律が制定されれば、身元が特定しやすくなり、破壊活動を抑える効果が見込めるとして歓迎している。

 「緊急法」は、英国統治時代の1922年、船員の大規模ストの際に制定された。政府が非常事態をみなせば、行政長官は立法会の承認なしで法律の公布が可能。民主派は、いったん発動されれば、乱用の恐れがあるとみている。

★参考情報★

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 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)などによると、デモ参加者の多くは、警察の催涙弾から身を守るため、ガスマスクやゴーグルを着用している。政府支持派の政党などは、この法律が制定されれば、身元が特定しやすくなり、破壊活動を抑える効果が見込めるとして歓迎している。

 「緊急法」は、英国統治時代の1922年、船員の大規模ストの際に制定された。政府が非常事態をみなせば、行政長官は立法会の承認なしで法律の公布が可能。民主派は、いったん発動されれば、乱用の恐れがあるとみている。

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