香港英字紙・サウス・チャイナ・モーニング・ポストは16日、消息筋情報として、トランプ米大統領と習近平・中国国家主席の会談が6月以降ににずれ込むと報じた。5月までに両国が合意に達するのは困難で、米中貿易戦争の収束が大幅に遅れそうだという。米公共放送ボイス・オブ・アメリカ中国語版が伝えた。(写真はVOAのキャプチャー)
米CNBCテレビは先に、消息筋3人の話として、習主席が米国公式訪問に合わせ、両国の合意達成を発表する案を中国側が提案したと伝えた。
ムニューシン米財務長官は14日、米中貿易交渉で未解決の問題が残っているとして、トランプ大統領と習主席が3月末までに会談することはないとの見通しを明らかにした。
トランプ大統領も13日、貿易交渉で中国との妥結を急がない考えを示した。大統領は「中国側はとても合意に達したがっている。しかし、合意内容がまずければ文書への書面はしない」と述べた。
米NBC放送によると、米政府高官は「米朝首脳会談で、トランプ大統領が席を蹴って帰ったのをみて、中国は心配している。習主席が(米フロリダ州の大統領の別荘)マララーゴまで行ったのに、トランプ大統領が席を立つような事態だけは避けたがっている」と語った。
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