北京周辺で濃いスモッグ=視界200メートル、信号も見えず

2018年11月15日霧 北京は14日朝、濃いスモッグに覆われ、一部で視界が200メートルに低下した。街頭では一時、信号が見えなくなった。ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)やマレーシア星洲網などが伝えた。(写真は、RFIのキャプチャー)

 北京の35カ所の観測所のうち17カ所が大気質指数(AQI)で「重度の汚染」、13カ所が「深刻な汚染」を記録し、今冬で最も悪化した。PM2.5(微小粒子状物質)は大部分の地区で250μg/m3(マイクログラム/立方メートル)、一部は300μg/m3を超えた。

 北京市当局は13日、大気汚染で上から3番目の「黄色警報」を発令。市民に対し、外出の際の防護を呼びかけた。

 香港メディアの東網によると、河北省・沙河では13日、濃霧が発生、高速道路多数が閉鎖となり、トラックなど約200台が立ち往生した。運転手の1人は「12日午前9時半から14時間も立ち往生している」と述べた。

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