チベット僧3人拘束、スローガン叫ぶ 元服役囚の再教育も-四川 政治 2018.09.26 四川省アバ自治州アバ県のキルティ・ゴンパ(格爾登寺)のチベット族の僧侶3人が今月、「チベットに自由を」とのスローガンを街頭で叫び、相次ぎ拘束されたことを24日、インド・ダラムサラのチベット人の団体が発表した。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が同日伝えた。(写真はRFAのキャプチャー) 発表によると、今月5~6日、同寺の23歳と18歳の僧がアバ県の街頭でスローガンを叫び、直ちに警察に連行された。さらに別の僧1人も今月初め、同様の理由で拘束された。 アバ県では今月初め、いったん釈放された元服役囚の僧侶ら数人が再度拘束され「愛国教育」を受けたという。いずれもスローガンを叫ぶなどの示威活動を行って2~3年服役していた。 ★参考情報★ ーーーーーーーーーーーーーーーーー ●ラサの世界文化遺産寺院の大昭寺で火災、チベット公安庁が情報厳しく規制 ●四川でチベット人男性焼身自殺、09年から152件目 ●四川でチベット族男性が焼身自殺図る、今年初、146人目