ニュースメディアの新京報などによると、農業農村部は6日、黒龍江省佳木斯市、安徽省蕪湖市などの養豚場で新たに4件のアフリカ豚コレラの感染例を確認したと発表した。うち安徽省での確認は8日間に6件目。国連食糧農業機関(FAO)は5日、他国への感染防止のため、日本などアジア9カ国の代表を集めて緊急の対策会議を開いた。
6日発表された4件は、佳木斯市が1件、安徽省が3件。8月1日に遼寧省瀋陽市で初めて確認後、アフリカ豚コレラの感染例は13件に上る。うち安徽が6件、黒龍江が2件、江蘇が2件、遼寧、河南、浙江が各1件。9月に入り感染が急拡大し、6日間で8件が確認された。
外電によると、FAOは5日、中国と周辺のに日本など9カ国の代表を集め、タイで緊急会合を開催。他国へ感染が拡大した場合に備えて対策を話し合った。
中国はこれまで、豚計約4万トンを殺処分した。中国は養豚大国で、毎年の飼育頭数は世界の半数を占める。
★参考情報★
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●豚コレラ、浙江・温州でも確認 連雲港に次ぎ中国4カ所目 口蹄疫も感染拡大
●江蘇省・連雲港でも豚コレラ 河南に続き中国3カ所目 関連を調査